妊娠をコントロールする埋め込みチップ

■　西暦2018年　ついに人類は妊娠をコントロールできるようになる？


頭の中に記憶素子やある種の通信機能を生みこんで、人間の脳機能を拡大したり、外部との通信を可能にする。。。

こういう話は、ＳＦの世界ではありがちですが、その一部が現実になるかもしれないという情報があります。
ここに、指に収まる2センチ四方のチップがあります




このチップは、なんと「避妊」を可能にさせるらしいのです。

「　マジですか？　」


信じられないのは、あなただけではありません。
でも、どうやら本当のことらしいのです。

チップを開発しているのは、マサチューセッツ州に本拠地を置くMicroCHIPS社。そのきっかけになったのは、この会社に社にあのマイクロソフト社のビル・ゲイツ氏が訪問したこと。ゲイツ氏自身、衛生的な「避妊技術」に着目していたそうで、そうした話がなされたのでしょう。


さて、このチップの仕組みですが、リモコン操作で、ホルモン剤のレボノルゲストレルを投与する仕様になっているそうです。

ま、かなり生物的な機能ということで、ちょっと安心しましたが、その効果期間がとんでも長い。一度体内に埋め込めば、なんと16年間の間、効果を維持するらしいのです。

IUDなら、３年ごとのメンテナンスが必要でした。それを思えば、信じらないほど長持ちします。埋め込む場所は、臀部や腕、あるいは腹部の皮膚の内側などです。


話はこれだけで終わりません。

このチップのスゴイところは、「遠隔操作」ができること。
また、ＳＦに近づきましたね。


避妊用具といえば、ピルやコンドームが一般的です。ピルなら、継続的に服用しなければいけないし、コンドームはその都度装着します。飲み忘れや、装着の面倒さが、避妊失敗に繋がっている例は、いくらでもありました。

この生みこみチップでは、自分で受精を制御できるようになるのです。体内では安全なケースに覆われていて、薬剤が投与される時だけ電流が流れるといいます。とくに維持管理も不要とも。

もしこれが普及すれば、スマホアプリから、避妊スケジュールを操作できるようになるかもしれませんね。


しかし、そうなると、セキュリティが気になります。知らない間に外部の人間から、妊娠を操作されてしまうなんて、危険はないとも限らないからです。

体内のあらゆることが、こうしたチップで制御されるようになると、ハッキングの恐怖は今以上のものになりますね。甲殻機動隊も真っ青です。


この避妊チップは、どこまで一般化するでしょうか？
２０１８年を待ちましょう。

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