避妊のバタフライ

■　避妊のバタフライ


性の主体は、どうしても男性になりがちです。
女性はからだの構造上から受身の立場であることが多のは仕方のないところです。

だからといって、避妊に関しても、彼任せにしてしまうのは間違い。
男性は、真面目な人であっても、SEXに関してはその場の勢いで行動してしまうことがあります。
「野生に帰る」というのは言いすぎですが、多少なりとも、理性がふっトンでしまうのは避けられません。とくに経験が少ないのならなおのこと。

さて、男性主導で行為に及ぶとしても、最低限のことは護ってもらいたいところ。
せめてコンドームくらいはつけて欲しいですね。女性がピルを飲んでいるなら、妊娠の可能性は遠のきますが、それでも１００％ではないし、相手が始めての人であれば、性の感染症の危険は僅かでもあるのです。

そこで、あなたが男であっても女でっても、用意してほしいのがコンドーム。
どれがいいか・・・というのは、どれでもいいのですが、丈夫さと使い勝手と、なにより安全性を併せ持ったモノがオススメですね。


ネット上で人気が高いのが、グラマラスバタフライ。
初心者のうち失敗してしまいがちな「精液だまり」部分の空気抜きの手間を省けるようにと、非常に良い工夫がされています。

使い方は簡単です。そもそもゴムって、完全に勃起した状態で装着しないと、なかなか上手く付けられません。
きちんと完全に勃起してから、「男性側」と書かれている面をオチンチンの先端に片手で密着させる。そして、開いているもう片方の手で、巻き上げてあげるゴムをオチンチンの根元の方に下ろしていく。これで大丈夫です。

コンドームが敗れてしまう原因に、内部に空気が残ってしまうという点があります。バタフライの場合、一番残りやすい「精液だまり」にたっぷりゼリーが入ってます。つまり設計は空気が入らないようになってるんです。この辺が人気がある理由ですね。

先端がゼリーだから、爪で傷つけてしまう危険度も低いし、裏表がはっきりしてすので、装着間違いがありません。


コンドームについて、できれば男性は自分ひとりのときに、付け方を練習してほしいですね。

２、３枚（２，３回？）使ってみて、やり方を覚えておき、本番では灯りがなくても装着できるレベルまでに持っていければ万全です。女性も安心して身をまかせることができるはず


グラマラスバタフライ ストロベリーの香り

タグ：コンドーム バタフライ 避妊

避妊と早漏

■　避妊と早漏


避妊でとくに、ふたりの問題になりそうなのが早漏でしょうか。

早漏というのは、セックスをする時に、男性側がすぐに射精してしまう状態のこと。
英語ではPEとも呼ばれますが、男性が自分で射精のタイミングを調整する事ができない、つまりガマンできる時間が足りないのです。

そもそも、射精までの時間は個人差があります。

「何分以内なら早漏？」

そんな様な定義は出来ませんが、平均的な男性のセックスの持続時間はおおむね７分から１０分程度と言われてます。よって、およそ５分以下であれば早漏ともいえますが、とりあえずパートナーがオーガズムを迎える前にあまりにも早い時点で射精してしまえば、その女性にとってはまぎれもない早漏といえるでしょう。

ではどうして早漏になるのでしょう？

原因としては人それぞれで違いますが、大きくは２つに分ける事が出来ます。


■　早漏の原因


一つは精神的な原因

ストレスや心配事、またはセックス自体に対して抵抗やトラウマ等がある場合、どうしてもすぐに射精してしまう事があります。この場合は、原因となっている負担を取り除く事が重要です。

アリガチなのですが、短時間でのオナニー慣れも原因の１つになります。住宅や家庭の事情で、周囲に気付かれないために射精を早める行為を極めた結果、自律神経の交感神経を強く働かせてしまい射精してしまうのです。悲しいですね。


一つは肉体的な原因

女性にとっても気になるところですが、日本人男性の約6割が包茎とも呼ばれています。この、包皮が亀頭に被ったままの状態というのは、日常的に、亀頭が刺激をほとんど受けないことになります。仮性包茎であれば包皮を剥いて挿入する事が出来はするのですが、普段刺激になれていない亀頭が女性器とこすれると、その刺激に耐えられなくなって射精してしまう事があるのです。

この場合の対策は、包茎を治療してしまうこと。
包茎の治療には、器具を使う方法、包皮が剥けている癖を付ける方法、外科的な手術を受ける方法の、３つがあります。選ぶのは個人の自由ですが、オススメは手術です。

最も確実であるし後腐れがありません。昔、知り合いが受けた包茎手術には、入院が必要でした。今は日帰りが可能なので金銭にも精神にも負担が軽くなってます。その知り合いは、その後結婚し夫婦円満で過ごしています。



早漏最策として包茎の人の手術は有効な手段なのですが、早漏そものもは原因が一つだけとは限りません。心と肉体と、さまざまな要因が複雑に絡み合っている事も少なくありません。なにより、本人が悩み過ぎるとよりその状態が深刻化してしまう事もあります。


早漏がひどいと、セックスを楽しむことが難しくなりますし、避妊の方法も考える必要があります。

結論としては、寄り添っているパートナーがいる場合は、悩みを共有してみてください。お互いに理解するのことが解決の第一歩です。

タグ：早漏 避妊

最新「男性用避妊法」２０１７現在

■　最新「男性用避妊法」


女性避妊の最新式は、実験段階ですがICチップ（のようなもの）を皮膚に埋め込んでリモコン操作するというものでした。２０１８には実現か？　というお話ですが、２０１７年８月現在も当時以上のネタ（材料）はアップされてません。あまりにもあまりだ、という意見もあったので、ストップしてるのかもしれません。

で、現在の男性避妊最新情報です。
男性の避妊といえば、ソフトかハードの２極化です。

ソフトなほうはコンドーム。避妊率は５.７～１０％程度といわれてる一般的な避妊法。ハードなのはパイプカットで、こちらはほぼ０％。”ほぼ”というのは、稀に切断した管が繋がったり、手術がハンパで切断されきれてないということがある（昔ワイドショーでみた）あるそうです。

今回の情報は、もしかすると（パイプカットよりながら）中間の避妊として市民権を得られるかもしれない方法となります。サルでの試験には成功したそうです。


■　ジェルを注入するそうです

この避妊は、なんと精管にジェルを注入するというもの。この新しい男性用避妊薬は「ヴェイサルジェル」というのですが、サルを使った実験が成功して効果を認められたとのことです。サルの次は人間。この技術を人へ応用する臨床試験の準備も進められています。


米カリフォルニア国立霊長類研究センターは、16匹のアカゲザルを使って、ジェル状男性用避妊薬「ヴェイサルジェル（Vasalgel）」の試験を行いました。ヴェイサルジェルは、睾丸につながる精管に注入されるジェルです。注入後にヒドロゲルが形成され、これが精子を通過させないためのバリアとなります。ジェルは最終的に体内に吸収されます。

実験でヴェイサルジェルを注入された雄のアカゲザルは、繁殖期の５カ月間、接触した雌サルを妊娠させることはなかったとか。16匹中のうち7匹は計2年間にわたって雌サルと暮らしましたが、2回の繁殖期を越えても妊娠はなかったそうです。


カリフォルニア国立霊長類研究センターのキャサリン・ヴァンデヴルトは、この研究が、男性向けの新しい避妊法につながる可能性があると言ったそうですが、後から気付いたのなら、なにを目的にした実験だったのでしょう。「男性の避妊法には、コンドームのほかには、一度手術をしたら元の状態にほぼ戻せないパイプカット（精管切除）があります。手術の必要のない、かつ信頼性の高い避妊法は男性にとって魅力的でしょう」。その通りです。

ただし、パイプカットと同様の合併症が稀に生じることがあるとか。ヴェイサルジェルが精管の不適切な箇所に注入されたことで、精子肉芽腫ができたサルが1匹たそうです。精子肉芽腫は、漏出した精子が集まってできるものです。普通は治療しませんが、困ったことに、結核性副睾丸炎とか副睾丸腫瘍などと見分けがつきにくい場合もあります。診断をはっきりさせるために副睾丸を摘出することも……。


人間の男性ではどうでしょうか？
人での臨床試験の準備を進めているものの、それに必要な資金は調達できてないそうです。

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