厚生労働省が避妊のオンライン診断OKに

■　女性は誰でもオンライン診断で、緊急避妊薬を処方してもらえる！


緊急避妊薬というのは、セックスの後からできる避妊薬のこと。
コンドームやペッサリーなど、事前に準備するのが避妊ですが、こと、ピルについては飲み方によって７２時間以内に服用することで、後からでも避妊ができるのです。

具体的には、女性の排卵を抑えるなどの効果によって、性行為のあとで妊娠を防ぐわけですね。

海外の研究によれば、セックスか７２時間以内であれば、８４％の確率で避妊できると報告されいます。女性本人が産婦人科などを受診すれば、いつでも処方を受けることができるのですが、誰もできるかというと、難しいのが実情です。

現在は、原則として医師と直接対面して薬を処方してもらう必要があります。医療機関を受診しづらい人もいるのではないかという指摘は以前からありました。

そこで厚生労働省が英断！

妊娠を防ぐために服用する緊急避妊薬について、医療機関を受診するのが難しい人は、オンライン診療で処方を受けられるようにすることを決めたのです！

エライ！！

緊急避妊薬は、アフターピルとも言われてます。性暴力を受けたり避妊を失敗した時などに望まない妊娠を防ぐための医薬品全般をさします。行為のあと、７２時間以内に服用する必要がありますが、上の通り、８４％の成功率があります。飲むと飲まないとでは、人生に大きな違いがあるといってもいいでしょう。

厚生労働省の専門家会議で決まって事。

・性犯罪の被害にあった人など
・医療機関を受診するのが心理的に難しい人や過疎地などで近くに医療機関がない人
＞＞　スマートフォンなどを使ったオンライン診療で、医師の処方を受けられるようにする。

これはいいですね。いいのですが、オンライン診断には条件が付けられました。

「原則として、オンライン診療を受ける前に、性犯罪被害者の支援センターや女性の健康に関する相談窓口に電話で連絡するなどして、オンライン診療を利用できるか、医師に判断してもらうこと」

うーん、お役所仕事ですね。けられました。結局事前の相談ですか。それができるくらいなら、婦人科にかけこんでるんですがね。まぁ。病院へ行くよりもハードルは低いでしょうが。

条件はまだあります。

「転売目的の入手などを防ぐため、オンライン診療の処方で受けられるのは１回分のみ」
「服用してから約３週間後に医師と直接対面して診療を受けるよう求める」

最後のは、強制ではないようですが、どうなんでしょう。

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