避妊フィルムマイルーラ 上手な使い方

今回は、避妊フィルム「マイルーラ」について使い方と商品の紹介です。
以前、軽く触れていたのすが、覚えておいででしょうか？？
（わたし本人が、忘れていました・・・）


避妊フィルムは、薄い半透明のフィルムです。オブラートをイメージすると分かりやすいでしょう。

これ↓が避妊フィルム「マイルーラ」。



使い方はカンタン。指先で挟めるくらいまで折りたたんで、膣の中に挿入するだけです。折るサイズは、４分の１か、８分の１くらいでしょうか。人差し指と中指で挟んで、膣の中に入れるのに支障のない大きさでＯＫです。

膣の中に入れると、避妊フィルムは溶けてゼリー状になります。精子の侵入を防ぐと同時に殺傷するわけですね。中に入れてから１０分ほどで効果が現れます。

避妊の効果が持続するのは、約２時間ほどと言われいますが、これは実験データでしょう。実際はずっと短いと考えられます。膣からの分泌液で薄まりますし、フィルム挿入が浅いと避妊効果が低くなる上に、分泌液で流される可能性も高まるからです。

決して楽観視はしないでください。１時間以内だと思っていたほうが安全です。


挿入するタイミングは、とっても大事。

性挿入の前にマイルーラを入れる場合、そこからの前戯が長いと、射精の頃にはフィルムの効果が薄れている危険があります。１０分という時間を見越して、フィルムを入れるのって難しいんです。フィルムを使い慣れないうちは、スキンを併用するほうがいいと思います。

愛撫のいいときに、彼の指先で挿入してもらえると、シラケないでスムーズに進みます。なので、彼を巻き込んで楽しんでしまうのが一番良いです。

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VCF(避妊フィルム/マイルーラ米国版)

タグ：避妊フィルム マイルーラ

避妊の失敗例

■　避妊の失敗例


　　　5.7%　と　16.8%

これはどちらもコンドーム避妊の失敗率です。
なぜ、２つあるのかというと使い方の違いです。

前者は完璧に使用した場合の失敗率で、後者は自己流で使ったときの率。

ここで言う完璧な使い方というのは「性行為の最初から最後まで確実に装着していた」ということ。それ以外の装着はすべて自己流であり、失敗率を跳ね上がる原因になってます。


性行為の途中から装着した、途中でコンドームが破裂してしまったというケースを含めると、コンドームでの避妊失敗率は16.8%にものぼります。理論上、コンドームの避妊率は100％です。なにせ、女性と男性の性器接触を失くすわけですから、最後まで正しく終える限り、失敗は有り得ないことになります。

でも現実には、5.7%　と　16.8%　という数字がでてます。これらは全て失敗例といえるわけですね。


・保存中の劣化
　古いものは劣化している可能性があります。財布や小銭入れに入れている人がいますが、摩擦で傷みます

・爪は長くないか
　袋から取り出して装着する際にゴムを傷つけるケースがとても多い。爪を引っ掛けた事が原因で破れる事があるのです

・潤滑剤にオイルやクリームを使ってる
　使用中、ゴムが劣化する原因になります

・最初から最後まで付けてるか
　挿入直前や発射前は完全に無意味。抱き合う最終の接触でも身体のいたるところに体液が着きます。行為の途中から付けるのは遅いのです。

・射精後の処理
　膣内に入れたままでは隙間から漏れてきます。

・精液の指で女性器に触れる
　そもそもゴムをつけた意味がありません。

・サイズは適正？
　コンドームがゆるくて行為中に精子が漏れだすことも多い。

・裏表逆に装着
　暗い部屋ではアリガチですがゴムが切れる原因になります


私の経験ですが、途中でゴムが切れていたことが一度だけありました。運の良いことに妊娠はしませんでしたが、慣れたつもりでいても、そういうことが起こるものなのです。ピルは金額も高いので学生にはちょっと購入がキツイでしょう。ならばこそ、正しいコンドームの装着が明暗を分けます。

　袋から出す時にゴムを傷つけないように気をつける
　裏表を確認する
　先端の空気を抜く
　勃起してから装着する
　根本まで装着する
　装着したらなるべく早く挿入する
　射精のあとは萎む前に速やかに抜き取る


こうした掟をキッチリまもって、豊かなライフスタイルを送ってください。

タグ：hininn 失敗例 避妊

ピル。使いすぎると副作用リスクも

■　ピル。使いすぎると副作用リスクも


欧米では７０％を越える。国内では３％以下。
これは、ピルの使用率です。

正しく入手するためには医師の処方箋が必要。
婦人科へ行けばいいのですが「抱かれたいけど子供はいらない」といえない日本人の奥ゆかしさが邪魔します。

気軽に買えないという敷居の高さが、価格と普及率を押さえ込んでいるのですが、「副作用」のリスクもあるので、一概に悪いとはいえないようです。


・え？　ピルが眼の病気を誘発ですか？


一般的に「ピル」と呼ばれている経口避妊薬。これを３年以上服用している女性は、服用していない女性と比べて緑内障または高眼圧症を発症するリスクが高い。そんな研究結果があります。

この研究は、カリフォルニア大学サンフランシスコ校のYe Elaine Wang氏らによるもの。2005～2008年の米国の国民健康・栄養調査に参加した40歳以上の女性3406例のデータを解析して、経口避妊薬の服用歴と自己報告による緑内障および高眼圧症（計231例）との関係を検討したそうです。

　その結果・・・・

　「ピル歴３年以上の女性はぁ、緑内障またぁは、高眼圧症の有病率が、なんと約２倍も高いことがワカッタノデース！」

　Wang氏に言わせると、今回の研究では経口避妊薬と緑内障との因果関係が証明されたわけではない。今後の研究が待たれることを強調しつつも、こう申してます。

　「３年以上服用している人はぁ、緑内障の検診を受けた方がイーデショー」

とくに、高齢で緑内障の家族歴があって眼圧が高めなど人は、リスクが高く注意が必要だそうです。


・低用量ピルでも副作用

　1960年にアメリカで発売された経口避妊薬。当時はホルモン含有量の多い「高用量ピル」であったため、血栓症や胃腸障害などの副作用が多っかたようです。ホルモン量を抑えた「低用量ピル」が開発されてからは、副作用の問題が改善されたので世界各地に普及していきました。

　正しく服用すればほぼ確実に避妊できるピル。避妊の効用だけでなく、主成分の２種類のホルモンの作用を活かし、生理不順の改善、月経困難症の緩和、子宮内膜症の治療などにも使われています。


　安全と言われる低用量ピルですが、副作用のリスクはあるんです。

　中でも血栓症のリスクについては以前から重視されてました。主成分のエストロゲンには、「出血を止める」つまり「血液を固める」働きがあります。避妊には重要な働きですが、服用しない場合と比べると血栓を起こしやすくなるんです。

　緑内障との関係についても次の可能性が指摘されてます。
　
　血栓　＞　網膜の血管が詰まる　＞　緑内障


　どんな良薬であっても、メリットと副作用のリスクのバランスは考慮すべき。メリットが上回った場合であっても慎重に服用することが大切ということです。血栓症の可能性には日頃から注意して、前触れ症状に注意します。


　１　下肢（ふくらはぎ）の痛み
　２　胸痛・息苦しい感じ
　３　激しい頭痛
　４　視界の異常・目のかすみ
　５　片側の痺れ・ろれつが回らない・長く続く腹痛


こうした症状が現れた場合には、すみやかに医者に見てもらいましょう。

タグ：避妊 ピル リスク 緑内障