日本女性の３０％しか知らない？ 緊急ピル

■　ウソ？ホント？　日本女性の３０％しか知らない緊急ピル


日本において、気軽に購入できる避妊といえば、コンドーム
以前、普通に売っていたマイルーラも販売が禁止され、入手するにはネットを使った海外サイトから。

一年間に産まれる赤ちゃんは約110万人。
一方で、人工妊娠中絶手術は約30万件。

この数字を見てどう感じますか？

生まれる人口の、およそ４分の１もの命が堕胎されている計算です。

ピルは、女性に負担を強いますが、それにしたって中絶よりもカンタンです。
失敗率の高いコンドーム中心の考えは、どうにかならないのでしょうかね。

もちろん、病院へ行けば、ピルの入手はカンタンです。
しかし、そうした方法がとれない（できない？）女性もいるわけで。。。

もう少し門を広げてあげてもいいかと思います。


さて、避妊に失敗したときにはどうすればいいでしょうか？

頼れる方法といえるのが、緊急避妊・緊急ピルです。
アフターピルとか、モーニングアフターピルとも呼ばれてます。

この方法、日本女性の３０％しか知らないとされてます。男性に依存するコンドーム主体の体制が続く限り、この無知は無理はないかと思います。緊急避妊法を正しく使うことで、「望まない妊娠」は避けられます。

言うまでも無いことですが、中絶手術は女性の心と身体を傷つけます。正しい知識を身につけ、自分の身は自分で守りましょう。


■　モーニングアフターピル（緊急避妊ピル）ってなんですか？

「運悪く、コンドームが破れてしまった」そんな時、望まない妊娠を避けるために用いる薬です。ホルモン剤を飲むことによって、受精卵の着床を防ぎます。事後避妊薬、緊急避妊薬、Emergency contraception、Plan B、とも呼ばれます。欧米では広く知られている方法です。

コンドームしか使わない人であっても、いざというとき使えるように、手元にストックしておくという考えもあります。

あくまでも「緊急避妊法」であり、最後の手段です。
できるならば、低用量ピルの服用をオススメします。
女性の体に負担のかからない確実な避妊法ですから。


緊急避妊ピルは、プリベンという緊急避妊薬や、中容量ピル、若しくは低容量ピルを、一度に多量に摂取する方法です。多量というのは、種類によりますが通常の４～８倍です。強制的に、女性の状態を妊娠しない状態へ持っていく、なかなか荒っぽい方法といえます。

摂取方法は、ピルによって若干異なります。

・「プリベン」の場合

　避妊の失敗に気付いたら・・・
　72時間以内に２錠
　その１２時間後に２錠


入手方法ですが、婦人科で処方してもらうことになります。




モーニングアフターピル（緊急避妊ピル）の副作用は？

モーニングアフターピル（緊急避妊ピル）の主な副作用は吐き気、嘔吐、頭痛です。これらは通常２４時間以内におさまります。
いわゆる中絶手術（子宮内容除去術）に比べれば、麻酔に伴うリスク、身体的リスクや、経済的、精神的な負担は格段に低いといえます。


モーニングアフターピルは安全なのですか？

当院の採用している緊急避妊ピルによって、不妊症になることや、後遺症が残る可能性はゼロです。極めて安全性が高いと言えます。
分かりやすく表現すると、
（安全）　低用量ピル>緊急避妊ピル>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>中絶手術（危険）
と、いった感じです。


モーニングアフターピル（緊急避妊ピル）の効果が知りたいです

当院の方法の場合、モーニングアフターピル（緊急避妊法）による避妊成功率は９９％以上です。避妊に失敗してから72時間以内に服用することを推奨しています。服用開始が遅くなればなるほど成功率は低くなっていきます。
モーニングアフターピル（緊急避妊ピル）は、いつ飲むの？

モーニングアフターピル（緊急避妊ピル）は、避妊に失敗した後７２時間以内（３日以内）に1回、１回目の服用から１２時間後にもう一度服用します。





↓　緊急ピルとして、準備をオススメします　↓


トリキュラーED（Triquilar ED）

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