避妊の失敗例

■　避妊の失敗例


　　　5.7%　と　16.8%

これはどちらもコンドーム避妊の失敗率です。
なぜ、２つあるのかというと使い方の違いです。

前者は完璧に使用した場合の失敗率で、後者は自己流で使ったときの率。

ここで言う完璧な使い方というのは「性行為の最初から最後まで確実に装着していた」ということ。それ以外の装着はすべて自己流であり、失敗率を跳ね上がる原因になってます。


性行為の途中から装着した、途中でコンドームが破裂してしまったというケースを含めると、コンドームでの避妊失敗率は16.8%にものぼります。理論上、コンドームの避妊率は100％です。なにせ、女性と男性の性器接触を失くすわけですから、最後まで正しく終える限り、失敗は有り得ないことになります。

でも現実には、5.7%　と　16.8%　という数字がでてます。これらは全て失敗例といえるわけですね。


・保存中の劣化
　古いものは劣化している可能性があります。財布や小銭入れに入れている人がいますが、摩擦で傷みます

・爪は長くないか
　袋から取り出して装着する際にゴムを傷つけるケースがとても多い。爪を引っ掛けた事が原因で破れる事があるのです

・潤滑剤にオイルやクリームを使ってる
　使用中、ゴムが劣化する原因になります

・最初から最後まで付けてるか
　挿入直前や発射前は完全に無意味。抱き合う最終の接触でも身体のいたるところに体液が着きます。行為の途中から付けるのは遅いのです。

・射精後の処理
　膣内に入れたままでは隙間から漏れてきます。

・精液の指で女性器に触れる
　そもそもゴムをつけた意味がありません。

・サイズは適正？
　コンドームがゆるくて行為中に精子が漏れだすことも多い。

・裏表逆に装着
　暗い部屋ではアリガチですがゴムが切れる原因になります


私の経験ですが、途中でゴムが切れていたことが一度だけありました。運の良いことに妊娠はしませんでしたが、慣れたつもりでいても、そういうことが起こるものなのです。ピルは金額も高いので学生にはちょっと購入がキツイでしょう。ならばこそ、正しいコンドームの装着が明暗を分けます。

　袋から出す時にゴムを傷つけないように気をつける
　裏表を確認する
　先端の空気を抜く
　勃起してから装着する
　根本まで装着する
　装着したらなるべく早く挿入する
　射精のあとは萎む前に速やかに抜き取る


こうした掟をキッチリまもって、豊かなライフスタイルを送ってください。

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