アフターピルの値段と、ピルの購入先

■　アフターピルの値段と、ピルの購入先


普段からピルで避妊している女性には、あまり関係がないでしょうが、突然の緊急時に必要になるのがアフターピル。すでに何度か書いていると思いますが重要なことです。

その値段（費用）や購入先について、お話します。


性行為後の妊娠を希望しない方が服用するのがアフターピル。大きな特徴は、性行為の後であっても避妊効果が得られる薬という点です。アフターピルが必要になるのはどういった場合でしょうか。次のような、まったく思いもよらない事が起きた時に緊急に飲んだください。

　いつの間にかコンドームが破けてた
　行為に夢中になった彼が中出しした
　コンドームをつけていたけど妊娠しそうで心配
　レイプされた


ピルの正式な購入先は婦人科です。アフターピルも同様ですが、様々な場所で購入できなくもありません。そのため、購入できる場所によって値段にかなりの差うまれます。処方されるアフターピルの種類も違うので、購入できる種類によってもアフターピルの値段が変わります。

いちおうの相場としては3,000円～15,000円。

ほとんどの方は病院で処方してもらう場合が多いと思いますが、その病院であっても値段が違います。これは、アフターピルは保険適用外だからという理由があるからです。



■　アフターピルは２種類

「ヤッペ法とノルレボ錠って何？」
「値段も違うの？」

実はアフターピルは、大きく２種類に分けられます。種類が違えば作用や値段も変わります。
必ずチェックしてくださいね。

・ヤッペ法

ヤッペ法とは、プラバノール錠を使用した緊急避妊法です。プラバノールはもともと緊急避妊を目的とした薬剤ではなく、中用量ピルを転用したもので、副作用も強いです。

ノルレボの承認前に代用薬として使用されていた方法であり、副作用や効果の面で、以前に比べるとあまりお勧めできないようです。副作用として吐き気があることが多く、吐き気止めの薬も一緒に飲むのがいいでしょう。避妊薬は２錠。まずは一袋飲んで、その後１２時間後に残る一条を飲みます。

病院などで処方してもらえる場合もありますが、今はほとんど使用されません。妊娠防止率は55%と言われてます。値段の相場は5,000円～7,000円ほどです。


・ノルレボ錠

ヤッペ法の欠点を改良し作られたアフターピルです。厚労省が緊急避妊専用の錠剤としてアフターピルで、ヤッペ法のプラバノール錠よりも副作用が少ないです。世界中で使用されている緊急避妊方法もあります。

ノルレボの服用方法は、性交後７２時間以内に２錠を１回飲むだけです。ヤッペ法に比べると、副作用（吐き気、頭痛など）が非常に少なく、避妊効果も高くなってます。ノルレボの妊娠防止率は85% 。

値段も比較的安く、3,000円～15,000円で購入できます。
（通販で購入できるアフターピルのほとんどがノルレボ錠）


■　アフターピルを購入できる場所


では、アフターピルを購入できる場所です。基本的には、産婦人科や病院などといった「診断を受けてから処方してくれる施設」か「通販」かに分かれます。

薬には違いないのですが、米国のようにドラッグストアで買えることは基本的にはありません。そこで、緊急時に備えて前もって通販で購入しておく方が多いようです。

・病院や産婦人科

病院や産婦人科で処方してもらおうとするなら、産婦人科や婦人科のある病院にいきましょう。大きな総合病院や普通の病院でも処方してもらえる可能性がありますが確実ではありません。どこの病院も必ずアフターピルを処方できるとは限らないので、貴重な７２時間を浪費しないように、産婦人科や婦人科のある病院へ直行します。

限られた時間以内に服用しなければいけないのですが、焦るのはダメです。婦人科が遠くて、近くの病院へ行こうとするなら事前に電話などで確認しましょう。

病院でアフターピルを処方してもらう場合、3,000円～15,000円程度が相場です。


・通販

通販は医者の処方がいりません。かんたんに手に入るのですが郵送には時間がかかります。緊急時、その場ですぐに手に入るわけではないので、通販を綱うなら事前に、購入しておいてください。妊娠を希望していない方なら、手元にあると万が一の時安心かもしれません。いま、お付き合いしている人がいないとしても、持っていると安心です。

通販でアフターピルを購入する際の相場は、2,000円前後。病院の処方と比べると激安といってよい価格です。安いという点からも購入しやすいですね。


■　アフターピルの購入


・トリキュラー



確実性の高い低容量ピルです。日本でも認可されている安心安全のアフターピルです。通常のピルとして長年愛用している女性も多い定番です。

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・ノルパック



ノルパック は、たとえ受精が起きてしまっても子宮内膜への着床を防ぎ、かなり高い確率で妊娠を防いでくれます。その失敗率は 2.5%程度であるといわれています。いざ！という時のために重宝している人も多く、じっさいに使用しての効果を確信している女性もいます。海外旅行のたびにバッグに忍ばせているというツワモノも。

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・ノレルボ



「ノレルボ法」の語源ともなった元祖モーニングアフターピル。もちろん日本でも認可されている緊急避妊薬です。また、性交後に妊娠を回避するためのものにすぎないので、計画的に避妊する場合は可能な限り避妊効果の高い経口避妊薬などを用いるのが正しいです。ノルレボ服用後も妊娠する可能性があります。

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・アイピル



世界中で使用されている、もっとも普及しているピル。有効成分「レボノルゲストレル」は黄体ホルモン薬としての効果を持っています。アイピルを飲むと排卵が抑えられたり、遅れることになります。またレボノルゲストレルは受精卵の着床も防ぎます。２つの働きによって、妊娠回避に高い効果を発揮します。

ほかのアフターピル同様、個人差のある副作用が多少ありますが、お守り代わりにもつ男性がいたりして、信用は絶大です。

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・エラワン



「ノルレボ錠」よりも効果が得られるといわれる、最新のアフターピル。ピルの中でも特に、好評のアフターピルだとさえいわれています。性行為のあと、120時間以内に1回1錠を服用するだけです。ほかのピルは７２時間なので、飛躍的に時間に余裕があるのです。

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・ポスティノール




病院でも処方されているノルレボと同じというポスティノール。24時間以内の服用で90%の避妊成功率
72時間以内の服用で80%の避妊成功率といわれます。比較的安定した人気があります。

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・マドンナ



７２時間以内に一定、その１２時間後にもう一定という、２回タイプ。ノルレボのジェネリックなので、価格は抑えられています。

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